スペイン料理はスペインのあるイベリア半島の山の幸・地中海の海の幸など素材を活かした料理です。
スペイン料理全般にオリーブオイルやニンニクをよく使用します。
良く知られたものだと、独特の形をしたフライパンで米と具材を炊くパエリア、卵と野菜を混ぜて焼くトルティージャ(スペイン風オムレツ)などがあります。
またイタリア料理店でもよく提供されている、オリーブオイル・ニンニク・鷹の爪で具材を煮込んだアヒージョもスペイン料理です。
これらはスペイン料理のほんの一部で、実際はスペイン料理とひとくくりにはなかなかできないぐらいバラエティに富んでいます。
理由は、スペインも広く気候や風土が国内でもだいぶ違ったり、イベリア半島も古くからいろいろな民族がやってきて、文化、風習、宗教などの影響を様々な影響を受けているからです。
そんなスペイン料理ですが、根底にあるのはそれぞれの家庭ごとに違うレシピを持つという「民衆の料理」の精神が根付いています。
スペイン料理を探っていくと、色々な食材を様々な調理法で調理しているので知れば知るほど奥が深い料理であるとも言え、それがまた楽しみの一つです。
また、スペイン料理は、2010年ユネスコ無形文化遺産に登録された地中海料理のひとつです。
詳しく言うと地中海料理がユネスコ無形文化遺産として登録され、その地中海料理というのが、「スペイン料理・イタリア料理・ギリシア料理・モロッコ料理」という事です。